日々通う道すがら、一年を通して私の目を楽しませてくれるこの親しんだ道、真冬の木々、海深く育つ珊瑚の枝振りに似て奇怪、そして待ちかねた春、桜の花びらピンク色、ちりゆく桜花をシャワーとして、葉桜のトンネル。夏のにゅどう雲にも似た山々、緑の濃淡、生き生きと山がせり出して来る新緑、何だか物言いたげに頭を垂れ、雨粒達の重さに耐えてる、梅雨。ギラギラ太陽、さす日差しを避け、満々の緑葉、作る日陰を選りより進む、夏。細かな色重ね一枚の色の混雑、ペルシャ織りにも似た六甲山系。そんなな神戸、四季色合いが変わる海も良い。私はこの町吹く風、そして、何よりも、人の温もり、神戸香が好きだ。